リリース間近!子供が近所でポケモンGOするときの気になる点など
テレビ・新聞・ネットニュース・ツイッター・facebookやらいたるところでポケモンGOに関する話をよく見るようになりました。イングレスならここまで話題にはなってなかったなぁ。。とポケモンの偉大さにいまさらながら感心しています。任天堂×GOOGLEというのも注目される一つの理由かもしれません。
最近では仕事のこともあるのですが、張り切って始めたブログも更新せずほったらかし状態になってたので、今一度やる気を出して投稿したいと思います。
テストユーザーとしてゲームを数か月間やってみたのですが、正直なところ後半はほとんどアプリを開くこともなくなっていました。というのも、2つ理由があって、一つは「心配していたことが解決した」で、もう一つは「飽きた」でした。
心配していたことはイングレスの問題点がポケモンGOに引き継がれてるかもしれないということです。イングレスとはPOKEMONGOのベースとなったゲーム。位置情報を使って2つのチームに陣取り合戦をするナイアンテック(グーグルから分社 )の開発したアプリです。バッチバチに位置情報を使うことになるので家バレとかするのは結構ありますし、ほぼここら辺に住んでるなとか、ここら辺が職場だなとかは簡単にわかってしまいます。
イングレスではアイテムをドロップすることができます。ドロップすると地図上にアイテムがおかれ、ほかのだれかが拾うことができます。アイテムの交換やいらないアイテムを捨てたりするのに使えるのですが、この機能を利用して相手陣営のユーザーの自宅前に毎日アイテムを落としていったりといった嫌がらせは、相手も味方もやっている人がいました。また特定のアカウントの行動ログ(攻撃時・デプロイ時)が遠く離れていても見れてしまいます。会社近くでイングレスしていて自宅にいないというのを確認したうえで、あえて自宅近くのポータルに攻撃を仕掛けアラートを流してアイテムを置いていくといった、しょうもない嫌がらせをするような人も中にはいます。
お盆の時期に白浜でログが残ると「今、白浜に夏の旅行に行ってるな」ということがわかったりもするわけです。一人のユーザーを追っかけるような人はそうはいないですが、そういう機能が備わっていて、使いようによってはストーキングツールとして活用できたりもします。イングレスは基本大人がやるゲームなので自己責任でやってねというのがベースにあるのですが、ポケモンGOは子供が中心とまではいわないけど、相当な数になるはずです。そういった子供たちが何気なくログを残してそれで家族全体の行動がばれ、さらにそれに親が気付かないというようなことになったら大変だみたいな。そういう心配をしていました。
テストユーザーとして参加してみたところ、まずドロップはできない。というのを確認。後ログも残らないというのも確認。そもそもなんですが、ドロップしたアイテムの処理って意外と負荷かかるらしいです。イングレスでもイベントの時にアイテムみんなが捨てすぎて(地図上に数万とか転がってました)サーバーが落ちるということもあったくらい。ポケモンGOのユーザーはその数十倍・数百倍になるだろうから、そんな機能はないほうが運営としては楽でしょうね。ログ残すのも同様に数が半端ないのでそもそも無理なのかもしれない。いずれにしてもよかったなと思います。
飽きたについては、アイテムをあつめそしてポケモンを集めるというのがまず初めにやることなんですが、最初は楽しいんです。でもだんだん飽きてきた。あくまでテストの段階なんでジム戦するにも人がいないし、やりこみ要素があまりなくてしょうがないなという気はします。正式リリース始まったらコマスターやポケトルみたいな期間限定のいろんなキャンペーンやイベント開催などのテコ入れがはいると思うのでその点はリリース後は大丈夫かなと思います。
とはいえ去年からずーっと楽しみにしてきた正式リリースなので、これからはもっと楽しんでいきたいと思います。
ということで、フィールドテストでわかったことのおさらい
・イングレスというゲームがベースになっている。
・イングレスのポータル(芸術作品・記念碑・建物等々)がポケストップまたはポケモンジムになっている。
・ポケストップとポケモンジムの割合は10:1(体感です)
・ポケモンジムは比較的公園など人が集まりやすそうな場所が多い(気がする)
・ポケストップに近づいてくるくるするとアイテムが出てくる。
・ポケモンジムがどの陣営のものでもなければ自分のポケモンを置くことができ、自分のチームの色にできる。
・ポケモンジムは自分のチームであればポケモンを置いて防衛することができる。
・ポケモンジムが相手陣営の色ならば攻撃して奪取することができる。
・イングレスのポータル(芸術作品・記念碑・建物等々)がポケストップまたはポケモンジムになっている。
・ポケストップとポケモンジムの割合は10:1(体感です)
・ポケモンジムは比較的公園など人が集まりやすそうな場所が多い(気がする)
・ポケストップに近づいてくるくるするとアイテムが出てくる。
・ポケモンジムがどの陣営のものでもなければ自分のポケモンを置くことができ、自分のチームの色にできる。
・ポケモンジムは自分のチームであればポケモンを置いて防衛することができる。
・ポケモンジムが相手陣営の色ならば攻撃して奪取することができる。
細かい仕様なんかはwikiなどで紹介されてるのでそれを見るほうがわかりやすいです。そもそも僕はあんまりわかってない。。
子供が近所で遊ぶときに気になる点が何個かあるので書き連ねてみます。
■その1 そのアカウントのよく行く公園や場所が不特定多数の人バレる可能性
たとえばマスターネームを「takuto20060101」が近所の公園のポケモンジムでよく遊んでいる場合、10歳くらいのtakuto君がよくこの公園に来るんだなという情報を発信することになるわけです。近くに住んでるんだなということも想像できてしまう。情報を集めて誘拐とかに利用されたり…子供はそこまで考えずに遊ぶであろうことを考えるとちょっと不安です。ちなみにこんな名前付けることはそうないと思いますが、マスターネームは重複せずユニークです。なので特定されやすい。名前の付け方も気を付ける必要があります。
■その2 色で分けられた世界を子供はどう楽しめるか
公園のジムを防衛する際は色別のチーム戦となります。全く知らない人でも同じ色のユーザーは味方。大親友でも違う色なら敵となりうるわけです。陣営のチェンジは簡単にできるのかわからないけど(ingressなら1回だけできる)その辺を誤ると、仲間外れになっちゃうという可能性もあったりなかったり。
公園のジムを防衛する際は色別のチーム戦となります。全く知らない人でも同じ色のユーザーは味方。大親友でも違う色なら敵となりうるわけです。陣営のチェンジは簡単にできるのかわからないけど(ingressなら1回だけできる)その辺を誤ると、仲間外れになっちゃうという可能性もあったりなかったり。
■その3 年齢・性別関係なくかかわることになる
不特定の大人と子供が色が同じということで容易に関わりを持ててしまう危険性。大人だけではなく、上級生・下級生もそこで遊ぶことになります。「3年のtakutoとかいうのしつこいよな」「めっちゃわかる~」みたいなことでトラブルになったり。同じ学校ならまだしも小中高といりまじり、時には他校の生徒が校外に遠征しにきたりとか。PTAなんかで問題として取り上げられることになるかもですね。
不特定の大人と子供が色が同じということで容易に関わりを持ててしまう危険性。大人だけではなく、上級生・下級生もそこで遊ぶことになります。「3年のtakutoとかいうのしつこいよな」「めっちゃわかる~」みたいなことでトラブルになったり。同じ学校ならまだしも小中高といりまじり、時には他校の生徒が校外に遠征しにきたりとか。PTAなんかで問題として取り上げられることになるかもですね。
そもそも論で言うと子供だけでスマホ持たせてゲームさせるのどうなのっていう話もあります。「だれだれちゃんが持ってるからぼくもほしぃ~」というのを3DSのノリでは渡せないですよね。古いスマホをシムフリー化して、格安SIMいれて、はいポケモンGOやっといでっていう親は少数派かなとはおもうので大丈夫かな。
と、心配しだしたらきりがないのでこの辺にしておきます。親側も仕様とかいろいろ知ったうえでポケモンGOを子供と一緒に楽しめればいいなと思います。